「ホンノワ」テーマ:
「フランケンシュタイン」をみんなでゆっくり読んでいく会 後篇
登録日:2017年05月21日 10時16分

タイトル: | フランケンシュタイン |
---|---|
著者: | メアリー・ウォルストンクラフトシェリー |
出版社: | |
発売日: | 2012-09-13 |
価格: | 円 |
平均レート: | ☆ |
テーマの説明
メアリー・シェリーの「フランケンシュタイン」をみんなで読もうという企画です。
毎週日曜日に青空文庫の「フランケンシュタイン」のテキストをコピペして投稿します。皆様はそれを読んで、コメントの下のぶら下がりコメントに好きなことを書きこんでください。
今年の10月最後の週をもって読了する予定です。4000字ずつくらいのペースで読んでいきます。
みんなでわいわいがやがや言いながら一つの作品を読んでいったらどうなるんだろう? という実験ですので「まだ読んだことがない」というそこの貴方、是非この機会に一緒に読んでいきましょう。
もちろん既読の方のコメントも大歓迎です!
一緒に読んでいくのもよし、まとめ読みでの参加も大歓迎です!
ちなみに前篇は
http://www.honzuki.jp/bookclub/theme/no264/index.html
です。
ご参加、お待ちしています!
毎週日曜日に青空文庫の「フランケンシュタイン」のテキストをコピペして投稿します。皆様はそれを読んで、コメントの下のぶら下がりコメントに好きなことを書きこんでください。
今年の10月最後の週をもって読了する予定です。4000字ずつくらいのペースで読んでいきます。
みんなでわいわいがやがや言いながら一つの作品を読んでいったらどうなるんだろう? という実験ですので「まだ読んだことがない」というそこの貴方、是非この機会に一緒に読んでいきましょう。
もちろん既読の方のコメントも大歓迎です!
一緒に読んでいくのもよし、まとめ読みでの参加も大歓迎です!
ちなみに前篇は
http://www.honzuki.jp/bookclub/theme/no264/index.html
です。
ご参加、お待ちしています!
最新20件を表示中 [すべてのコメントを表示]
この読書会は終了しました。
[主催者の終了メッセージ]
えー、投稿を宣言していたフランケンシュタインまとめ2がちょっと間に合いそうもないのですが……このままいつまでも続けていてもあれなので、とりあえずこの掲示板は終了いたします!(なんか最後ぐだぐだな感じですみません)
やー、しかしフランケンシュタイン、深かった!!そして笑えた!
1年もの長期間にわたってご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
良いお年を~
えー、投稿を宣言していたフランケンシュタインまとめ2がちょっと間に合いそうもないのですが……このままいつまでも続けていてもあれなので、とりあえずこの掲示板は終了いたします!(なんか最後ぐだぐだな感じですみません)
やー、しかしフランケンシュタイン、深かった!!そして笑えた!
1年もの長期間にわたってご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
良いお年を~
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ココまで聞いて怪物が悪党なんか…。
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これは現代の翻訳では使わないでしょうね(^^;)。rustic、田舎者くらいの意味でしょうか。85のコメントにあるエピソードの、溺れかけた娘を怪物が助けてくれたのに、銃で怪物を撃った男ですね。
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というのは、とても強い非難の言葉ですよね。私たちはここまでヴィクトルの人間性についてずいぶんツッコミを入れてきたわけで、それはある意味では怪物に対する共感でもあった。
でももしかしたら怪物の怒り、絶望、憎しみというのはもっとずっと奥深いものだったのかもしれない。というのは、もし怪物がヴィクトル個人を恨んでいたのならば、怪物はヴィクトル以外の「まともな」科学者に期待することもできたはず。そうするだけの知性は持ち合わせていたはず。
でも怪物はそうしようとは思わなかった。つまり怪物の憎しみの矛先は、実はヴィクトルではなかった。ヴィクトルを突き動かしたものをこそ、この怪物は最も憎んでいたような、そんな気がします。
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完
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>きっとこの人には怪物の言葉はまったく入っていかない
という言葉をしみじみと読みました。
怪物の言葉によって、ウォルトンがどう感じたかも書かれていない。
怪物は罪を犯してしまったけれど、
「父親」より科学という本質に寄り添っていたような。
人類が責任を取れない科学は、ただの無責任でしかない。
怪物はその象徴であるように感じます。
おりしも当時は産業革命の頃。
プロメテウスのサブタイトルが語る通り、
科学(火)を手にした人間が、成功と過ちの岐路にあるという
テーマもあったでしょう。
またソレを「生んだ」のが男性であるという点から
女性地位への皮肉もあったのかもしれません。
深読みもできるけど、シンプルに読んでも本当に面白い。
前から好きな物語(と怪物)ではあったけど
今回の読書会でさらに奥深さに気付くことができ、
コレも棺桶本にしようと思いました。
主催者様参加者様にもお礼申し上げます。
1年すごーく楽しかったです!
またこんな機会があるといいなー!
まだ関連書を読みながら考えを整理しています。
ウォルトンがフランケンシュタインに共感し擁護しているのが、現代人としては納得しかねるのですが、話の初めの方で、人格者の船長だか航海士だかを無知で無教養で対等な友達にはなり得ないと言ってたのを思い出しました。下層階級の者や女性や外国人を対等の人格としてみる発想がないのだから、自分が作った生き物の人権なんて、想像もつかないんだろうな。と思いました。
こんなに深く広い本とは思っていませんでした。こんな読書会向きの本をご提案いただいたおかげで貴重な時間を持てました。
コウルリヂ詩選
コウルリヂ詩選
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批評理論入門―『フランケンシュタイン』解剖講義
メアリ・シェリー『フランケンシュタイン』 2015年2月 (100分 de 名著)
批評理論入門―『フランケンシュタイン』解剖講義
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ただ単に思いつきだけでなく、その都度しっかりと派生読書を読み進めていく姿勢!尊敬します!
実は私、本日この本を入手しました。
http://www.honzuki.jp/book/255945/
もちろん読もうと思ってのことですが、あれやこれやで読み始めるめどは立っていません…(汗)
関連読書かと思ったら彼方まで飛んで行ってしまうことも多いですしw
失楽園 上 岩波文庫 赤 206-2
失楽園 上
失楽園 下
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早稲田文学増刊 女性号 (単行本)
「 この優れてポップな現代の神話的物語は、フェミニズム/クィア批評の伝統の一端を作っています。
まず、その誕生からいわくありげな物語である。最初の版につけられた序文は、彼女の夫が書いています。まるで自分が書いたものであるような顔をして。のちにつけられた、彼女自身の手になる序文は、以前の序文を書いたのは夫であることを暴露している。しかし彼女は、自分のことを「付け足し」として語るのみである。そして肝心の内容といえば、男性の主人公が饒舌に語り、進む物語である。
(コメント欄につづきます)
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(早稲田文学増刊女性号 P539)
メアリ・シェリー作品におけるロマン主義文学の廃墟的光景:男性英雄像の破壊、及び英雄に代わる女性像 早稲田大学大学院教育学研究科博士学位請求論文
序論ではフェミニズム批評に対する評価と同時に問題点の指摘、本論ではプロメテウス問題や科学と錬金術の話、また本書が当時どのように受容されたかということも詳細に研究されています。
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https://waseda.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=10889&item_no=1&page_id=13&block_id=21
リンク覗いてきました。ダウンロードしてざっと眺めたところですが、読みでがありそうです。あとでじっくり拝見します~。
鎖を解かれたプロメテウス
鎖を解かれたプロメテウス
メアリの夫、パーシーの作品です。フランケンシュタインの副題にも「現代のプロメテウス」とありますが、さて、プロメテウスとは当時の彼らにとってどういった人物だったのでしょう、というところにもつながりそうです。
もう1つ、アンソロジーですが
書物の王国 吸血鬼
ディオダディ荘の怪奇談義に参加したバイロン卿とポリドリの作品が採られています。バイロン卿のは廃墟のロマンを感じさせます。時代の雰囲気という点では、参考図書としてもよいかもしれません。
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間に合わなくても、読めればレビューは書くつもりでいます。
フランケンシュタイン
巻末に収録されている新藤純子さんという方の書かれた解説が素晴らしいですね!
30ページ越えの本格解説ですが、コレ目当てで古書購入してしまおうかと思ってしまいました。
しかし、しかしですね。コレを読んでしまったら、私がこねくり回していたあれこれがいかに浅はかな考えかということを思い知らされたわけでして、ますますレビューが書けないという…ね。(汗)
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フランケンシュタイン
http://www.honzuki.jp/book/242...
とにもかくにも,こんなに楽しい企画を立ち上げて下さった哀愁亭さんに感謝!
また来年も楽しいお誘いを心からお待ちしています!w
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メアリー・シェリー研究―『フランケンシュタイン』作家の全体像
メアリー・シェリー研究
うーん、何か、語りつくせていない気がするのですが(^^;)。この掲示板に参加されていた方には結構おもしろく読めるのではないかと思います。370のコメントで哀愁亭さんが紹介されている論文の執筆者である市川純さんも何章か担当されています。
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主催の哀愁亭さん、参加の皆様、ありがとうございました。結局のところ、本作についての感想がうまくまとまらないのですが、いろいろ考える機会をいただき、感謝です。
細かいところに引っかかりがちだったような気もしますが、お付き合いいただき、ありがとうございましたm(__)m