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読書会:ナディア・ムラド『THE LAST GIRL』を読む
登録日:2018年12月28日 15時51分

タイトル: | THE LAST GIRL ーイスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語ー |
---|---|
著者: | ナディア・ムラド |
出版社: | 東洋館出版社 |
発売日: | 2018-11-29 |
価格: | 円 |
平均レート: | ★★★★ |
テーマの説明
2018年のノーベル平和賞は、「世界中の紛争下で置きている女性に対する性暴力」と闘うふたりの活動家に授賞されました。受賞者のひとりナディア・ムラドさんは、イスラム国に家族を殺され、自身は性奴隷として拘束された経験の持ち主です。
ナディアさんが自身の経験を綴った『THE LAST GIRL』を、このたび東洋館出版社さまから全20冊という大口献本をしていただきました。
そこで、献本に当選された皆様の参加を募り、オンライン読書会を開催させていただきます。
・本書を読んだ感想
・女性差別やマイノリティー差別問題等に関する作品
・戦争、紛争を扱った作品
など、本書とその周辺に関連する作品のレビューや紹介を募集します。皆様、どんどんコメントをお願いします。
※コメント内のリンクは、[[書名>URL]]で設定できます。
※いただいたレビュ、コメントはTwitter等で紹介させていただきます。
ナディアさんが自身の経験を綴った『THE LAST GIRL』を、このたび東洋館出版社さまから全20冊という大口献本をしていただきました。
そこで、献本に当選された皆様の参加を募り、オンライン読書会を開催させていただきます。
・本書を読んだ感想
・女性差別やマイノリティー差別問題等に関する作品
・戦争、紛争を扱った作品
など、本書とその周辺に関連する作品のレビューや紹介を募集します。皆様、どんどんコメントをお願いします。
※コメント内のリンクは、[[書名>URL]]で設定できます。
※いただいたレビュ、コメントはTwitter等で紹介させていただきます。
この読書会は終了しました。
[主催者の終了メッセージ]
2018年12月末からスタートした読書会は、2019年3月4日をもって終了します。ご参加いただいたレビュアーの皆様、ありがとうございました。
最後のコメントにも書きましたが、「THE LAST GIRL」に寄せられたレビューは、どれも素晴らしいものです。本書が多くの人に、遠いアラブの地で置きている事実と真実を教え、気づかせてくれたこと。ナディアさんの行動が多くの人に共感されたこと。その読者の気持ちがレビューにあらわれています。
最後に、大口の献本をご提供いただいた東洋館出版社様には本書を読む機会を与えてくれたことに感謝します。ありがとうございました。
そして、翻訳者の吉井智津さん。本書の翻訳はとても大変なお仕事だったのではないかと思います。吉井さんの翻訳があったからこそ、私たちはこの本を読み、恐ろしい現実とナディアさんの強さに共感することができたのだと感じています。私たちに読む機会を与えてくれたことに感謝します。ありがとうございました。(個人的には、1月に大阪でお会いできて嬉しかったです)
それでは、短い期間でしたがお付き合いいただき、ありがとうございました。
2018年12月末からスタートした読書会は、2019年3月4日をもって終了します。ご参加いただいたレビュアーの皆様、ありがとうございました。
最後のコメントにも書きましたが、「THE LAST GIRL」に寄せられたレビューは、どれも素晴らしいものです。本書が多くの人に、遠いアラブの地で置きている事実と真実を教え、気づかせてくれたこと。ナディアさんの行動が多くの人に共感されたこと。その読者の気持ちがレビューにあらわれています。
最後に、大口の献本をご提供いただいた東洋館出版社様には本書を読む機会を与えてくれたことに感謝します。ありがとうございました。
そして、翻訳者の吉井智津さん。本書の翻訳はとても大変なお仕事だったのではないかと思います。吉井さんの翻訳があったからこそ、私たちはこの本を読み、恐ろしい現実とナディアさんの強さに共感することができたのだと感じています。私たちに読む機会を与えてくれたことに感謝します。ありがとうございました。(個人的には、1月に大阪でお会いできて嬉しかったです)
それでは、短い期間でしたがお付き合いいただき、ありがとうございました。
THE LAST GIRL ーイスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語ー
THE LAST GIRL
イスラム国の存在はニュースなどで知っていても、そこで何が行われているかを知る機会はほとんどありません。今回、本書を読んで、あの場所でどれだけ非道いことが行われていたかを知りました。
読み終えた今でも、イスラム国による悪行への怒りと、何も知らずにいた自分への憤りが消えません。
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ぶらさがりのコメントではなく、別コメントだと良かったのですが、でも全然大丈夫です。
私の方で新規コメントでkolyaさんのレビューへのリンクを貼らせていただきました。
THE LAST GIRL ーイスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語ー
kolyaさんのレビューへのリンクを貼っておきますね!
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かつては戦場における婦女暴行などはどの軍隊でも起きていたことかもしれません。
兵士のほとんどが男性である以上、被害者のほとんどが女性になるのも避けられません。
戦争が近づいてきたら民間人は女性に限らず逃げなければならないのでしょうか。
ログイン後、コメントできます。
爽風上々さんのレビューにリンクを貼らせていただきますね。
https://www.honzuki.jp/book/272134/review/218625/
これからもよろしくお願いします!
THE LAST GIRL ーイスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語ー
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>女の子達はどこの国でも若いうちは笑いながら毎日を楽しく過ごしてほしい。
共感します。この本は、そういう思いを私たちに投げかけているのだと思います。
リンコさんのレビューへのリンクを貼らせていただきますね。
https://www.honzuki.jp/book/272134/review/219222/
THE LAST GIRL ーイスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語ー
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私も読んでいて苦しかったです。
戦争で苦しむ人がいなくなるように祈ります。
あささんのレビューへのリンクを貼らせていただきますね。
https://www.honzuki.jp/book/272134/review/219079/
THE LAST GIRL ーイスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語ー
THE LAST GIRL
読んでいて辛くなる現実でした。理不尽でかなり自分たちに都合のいい理由で人がたくさん殺され、虐げられ…ナディアさん甥っ子は戦闘員になってしまったくだりなど悲しかったです。これ以上多くの人が同じようなめにあってほしくないです。
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「どうしてこんな酷いことができるんだろう」と私も読んでいてつらくなりました。でも、これが現実に起きていることなんですよね。
本当に、これ以上悲しい思いをしなくてすむ世界が来てほしいです。
THE LAST GIRL ーイスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語ー
http://www.honzuki.jp/book/272134/review/218626/
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私もこの本は読むのが大変でした。安易に読み飛ばしてはいけないような気がして。
なお、コメント内でレビューへのリンクを設定する場合は、
[[書名>レビューのURL]]
の書式になります。今回はこちらのぶら下がりコメントにリンク書いておきますね。
https://www.honzuki.jp/book/272134/review/218626/
THE LAST GIRL ーイスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語ー
こういうことが、もう、ないように
彼女が最後になれば良いと思います
THE LAST GIRL
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こんな残酷なことが本当に起きていたことに愕然とします。本当に、もうこんなことが起きない平和な世界がきてほしいと切に願います。
年末年始で私も読みました。
とても重く、同じ女性としてこれ以上
読み進められない・・そんな気持ちにもなりました。
しかし、がんばって最後まで読み終えました。
同じ女性として彼女が経験したことを
思うと何も言えません。
しかし、今彼女は人権活動家として生きていることを知り
私は彼女の活動に意義があると信じます。
命がこんなにも尊いものかと私はこの現実を知り
生きていてくれてありがとうと著者に言いたいです。
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やはり読んでいてつらくなりますよね。私は男性ですが、女性を奴隷として扱うイスラム国の悪辣さに心底怒りを覚えました。
ナディアさんが立ち上がった勇気には尊敬します。この本を読んで知ること、そして伝えることが私たちにできる支援かもしれませんね。
sumikoさんのレビューへのリンク貼らせていただきますね。
https://www.honzuki.jp/book/272134/review/219069/
ナディアの誓い公式サイト
本書と合わせて映画もみてみたいですね。
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こういう会に参加したことがないもので。
こちらにコメントをすれば良いのでしょうか。
ナディア・ムラドさんの本は献本でなくとも読むつもりでいました。
もし、自分で購入していたら読み通すことは出来なかったかもしれません。少なくとももっともっと時間はかかりました。
見えないものを想像することは難しいです。
それをさせてくれるのが読書であり書物です。
わたしたちはもっと見えていない現実に想像を巡らせなければならないと感じます。
いつも思いますが、考えても何も変わらないではないのです。
考えることを諦めたとき、何も変わらなくなってしまうのです。
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>見えないものを想像することは難しいです。
>それをさせてくれるのが読書であり書物です。
本当にそう思います。本を読むことで知ることができたり、想像することができることがあります。
>いつも思いますが、考えても何も変わらないではないのです。
>考えることを諦めたとき、何も変わらなくなってしまうのです。
そういう意味で、この本は私たちに多くを教えてくれる気づかせてくれる本だと思います。
jhmさんのレビュー
⇒https://www.honzuki.jp/book/272134/review/219077/
加えて、イラクが多民族国家であることも、イスラム教以外の現地の信仰があることも知らず、全く中東のことに無知でした。
この本を読んだ後にYouTubeでナディア・ムラドさんのインタビュー動画などを見てみましたが、本当に極々普通の女性です。こんなことがなければ、慎ましくも穏やかな生活を送っていた筈です。
この本や国連会議でISISの犯罪行為を告発することによって、ISISの手から脱した今も命の危険にさらされている事と思います。
ナディア・ムラドさんの勇気に賞賛の念が堪えません。
ログイン後、コメントできます。
私もこの本を読むまでは、ナディアさんのことはほとんど知りませんでしたし、ISISのことも報道で知れる範囲以外のことはわかっていませんでした。
ナディアさんがこの本を世に送り出したこと、そして翻訳されて私たちがこの本を読み、ここに書かれている事実を知ることができたことは意味のあることなんだと思います。
https://www.honzuki.jp/book/272134/review/219070/
他人事として終わらせないように、まずは知ることが大事だと思います。
この本を読んだ人はきっと、なにか感じるものがあるはずです。
そんな人がひとりでも増えていくことが、世界を変える力になると信じます。
ログイン後、コメントできます。
『まずは知ることが大事』
本当にそうですね。知ることが世界を変える力になるんだと、私もこの本を読んで感じました。
まぁさんのレビューへのリンクを貼っておきますね。
https://www.honzuki.jp/book/272134/review/219068/
THE LAST GIRL ーイスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語ー
2月中旬となり、指名を含め献本に当選された皆さんのレビューも出揃ったのかな、と思います。レビューをアップされた方には、読書会の参加をご案内させていただきました。コメントをいただいた皆さま、ありがとうございます。
当読書会ですが、2月末までオープンします。まだコメントいただいていない皆さまには、ぜひコメントいただきたく思います。(もちろん、強制ではありません)
残り20日ほどになりますが、引き続きよろしくお願いします。
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THE LAST GIRL ーイスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語ー
THE LAST GIRL
ナディアさんの勇気には頭が下がります。
サバイバーとして声を上げることで、彼女は自分の尊厳を回復することができたのでしょう。
その陰に、性奴隷のまま命を落としたり、今なお囚われの身だったり、逃げられても戻る先の無いたくさんの女性たちがいることを忘れずにいたいと思います。
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それは愛の鞭だから暴力ではないと思いこんで耐える人たち。
自分の属している民族や国家の素晴らしいところは知りもせず評価もしないで、
〇国人や〇人種の人たちは劣等だと言って憚らない人たち。
本を読まず、読ませず、考えることをしない、させない人たちに舵取りを任せてはなりません。
私たちはつらくても本を読んで知り、考えましょう。
考えることを止め、力を正義と崇めたら、ナディアの悲劇は私たちの未来になってもおかしくないのです。
THE LAST GIRL ーイスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語ー
期間中にレビューを投稿していただいた22名のレビュアーから、12名に読書会へコメントをいただきました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
読書会へのコメントはありませんでしたが、その他10名のレビューもすべて素晴らしい内容で、この本を読んだ多くの読者が、ナディアさんの体験に怒りを抱き、ISISから脱出後に彼女が示した勇気ある行動に共感した結果だと思います。
まだ「THE LAST GIRL」を未読の方にもぜひ読んでいただきたいと思います。
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