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踊る猫
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カテゴリ『文学・小説』の書評 4ページ目(243件中 61~80件目)
文鳥・夢十夜
他人の見た夢の話ほどつまらないものはないと相場が決まっているが、「夢十夜」はやはり幻想小説としての傑作である。だが、それ以外の作品で漱石が開陳する独自の死生観を読み飛ばしてはならない。円熟の境地だ。
2016-12-09
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硝子戸の中
最晩年の漱石は病床に伏せっていた。そんな「引きこもり」状態の漱石は様々な来客を迎え、思い出話に耽る。激動の時代生きる自分をしかし、極めてパーソナルな筆致で綴ったミニマルな一冊。つくづく身に沁みる本だ。
2016-12-05
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くっすん大黒
かつてパンクロッカーだったマチダは歌った。「俺の存在を/頭から否定してくれ」と。でも、ここに居るのはそんなパンクロッカーとしてのマチダではない。昼間から酔い潰れた、文学というブルースを奏で続ける男だ。
2016-12-04
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町田康詩集
ヤケクソな気分なのである。そんな気分だからか、マチダの詩は身に沁みる。ワケの分からない言葉の羅列から立ち昇るのは絶望なのかなんなのか、この詩を説明することよりおれは、マチダに対して「おおきに」と言う。
2016-12-03
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ペスト
アルジェリアのとある町をペストが襲う。隔離されて、ペストで死ぬしかない運命に立たされた人々は様々なやり方で戦い、あるいは死を選ぶ……これはむしろ現代日本の置かれた状況に相通じる作品とも考えられる。
2016-12-01
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カミュ『よそもの』きみの友だち (理想の教室)
現代フランス文学研究の第一人者である野崎歓氏がこの上なく平たく綴ったカミュ『異邦人』(=『よそもの』)論。あくまで難解に解釈を施すのではなく、ムルソーのひと隣に寄り添うようにして我々との「和解」を探る
2016-11-30
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異邦人
『異邦人』とは「よそもの」という意味らしい。ではこの小説において「よそもの」とは誰にとっての、どんな人物を意味するのか? 今から七十年ほど前に書かれたこの作品が放つ謎は、どんなミステリにも増して強烈だ。
2016-11-29
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シーシュポスの神話
「真に重大な哲学上の問題はひとつしかない。 自殺ということだ」とカミュは書いた。だというのであれば私はとっくの昔に哲学の道に入っていたことになろう。問題はその「問題」をどう解き明かし生き続けるかである。
2016-11-28
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生誕101年 「カミュ」に学ぶ本当の正義: 名作映画でたどるノーベル賞作家46年の生涯
『異邦人』で世界文学史にその名を刻んだアルベール・カミュ。彼の足取りを、折に触れて様々な名画を参照しながら追い掛けた評伝がこの本になる。実にカミュの思想を噛み砕いて伝えており、分かりやすく興味深い。
2016-11-26
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ルビコン・ビーチ
「アメリカ」とはなんなのか? 若き日の島田雅彦氏の訳文に依って描かれたスティーヴ・エリクソンの第二長編は、そうした問いを強烈な妄想と夢想で考え直す試みとして映る。エリクソン入門編としてうってつけの一冊。
2016-11-23
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回想 黒澤明
そのタイトルの通り、日本映画界が世界に誇る「巨匠」黒澤明を娘の和子氏が「回想」した書物。単純素朴な人間のようでありながら、読めば読むほど監督の神秘的な佇まいに惹かれるものを感じる。剥き身の黒澤が居る。
2016-11-23
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きみの言い訳は最高の芸術
新進気鋭の詩人である最果タヒ氏の初エッセイ集。この本のキモはやはりその独特のスピード感だろう。スラスラ一気に読まされ、一見すると空虚な言葉の向こう側にある最果氏の「精神の宮殿」について考えさせられる。
2016-11-22
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コドモノセカイ
岸本佐知子氏が編訳された「子ども」(あるいは「世界」)をめぐるアンソロジー。いつもながら不可思議で不条理でユーモラスな短編が収められている。だが白眉はやはり最後の作品「七人の司書の館」なのではないか?
2016-11-21
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それからの納棺夫日記
『納棺夫日記』は本木雅弘主演『おくりびと』に多大な影響を与えた。しかし「原作者」であるという立場を採らなかった。その理由は何故か。語られるべきは「死生観」である。青木新門氏はその立場から「生」を見る。
2016-11-17
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ヒキコモリ漂流記
神童がある日ウンコを漏らすという大事件に依り六年間の引きこもり生活を強いられる。そこから髭男爵として売れるようになるまでただひたすら辛酸を嘗める生活が続く。だが本書は「サクセス・ストーリー」ではない。
2016-11-10
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東京物語考
古井由吉氏が読み解いた「私小説」。そこから立ち昇る「東京」の風景の愛おしさ、懐かしさ――徳田秋聲や正宗白鳥のテクストが、古井氏の手によって鮮やかに蘇る。そこから見えて来る「東京」のノスタルジーは濃い。
2016-08-27
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執着 (海外文学セレクション)
ホームレスに依って殺された夫のせいで失意のどん底にある女性。彼女を通じて主人公のマリアは恋仲となる男と出会う。だがその男には秘密があって……執拗な考察をベースに展開される高度な知的エンターテイメント。
2016-08-25
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文学の淵を渡る
現代の日本文学界における最高峰に存在するふたりが、日本の古典文学から詩歌、海外文学や翻訳の神秘についてまで語り尽くした一冊。難解さで知られるふたりの世界に入って行く切っ掛けとして有用な一冊ではないか。
2016-08-24
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戦後短篇小説再発見 11
第二期『戦後短篇小説再発見』第一弾。「事件」とそれに纏わる「深層」を描いたものが主となっている。社会派的なアプローチもあり、ごくミクロなものもある。読み手を飽きさせないヴァラエティに富んだものである。
2016-08-23
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サミュエル・ジョンソンが怒っている
リディア・デイヴィスの三冊目の短編集。実験性にますます磨きが掛かり、ぶっ飛び具合も増している。その意味での面白さはあるのだけれど、ではオーソドックスな「小説」はどうだろうか? 好みが分かれるところだ。
2016-08-21
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