博士の愛した数式
レビュアー:ひーさん
数式の構造的な美しさと小川洋子さんの丁寧で穏やかな文章が融合した上品な作品
この物語に出てくる数式(オイラーの公式、フェルマーの最終定理など)はどれも簡潔、美しく、シンプル・イ…
レビュアー:ひーさん
数式の構造的な美しさと小川洋子さんの丁寧で穏やかな文章が融合した上品な作品
この物語に出てくる数式(オイラーの公式、フェルマーの最終定理など)はどれも簡潔、美しく、シンプル・イ…
レビュアー:DB
人生の原動力についての本
タロットの中でもこの「恋人」と「戦車」は愛と戦いであり、人が人生で経験する最も若々しく、最も強烈に生…
レビュアー:Roko
女子トークの中に思わぬワナがあって
子供のころから、男らしい子じゃないなぁとは思っていたけど、単に女の子っぽい男子なんだって思っていたん…
レビュアー:はるま
13篇からなる連作短篇集 主人公の「わたし」の怒涛のごとくな1日の不思議な物語
ずっと本棚に積読されていた本 見事なカラーリングの装丁に摩訶不思議なタイトルです 初読作家 第136…
レビュアー:有沢翔治
ビスケット老舗当主レオナールが拳銃で襲われた。強盗に見えたが、事情聴取で家族全員が線路脇でも「拳銃の音は聞いていない」と証言し、メグレは違和を覚える。家族が隠し守ろうとする秘密とは?
レビュアー:拾得
シンプルかつ大胆な調査論議
本書は講談社ブルーバックスから1984年に刊行された同名書の再刊である。四半世紀も経ってからの再刊…
レビュアー:ゆうちゃん
太宰治が出版社の依頼で生まれ故郷の津軽各地を旅する見聞録。実際には、旅と共に自分の人生を振り返っているように見える。戦時中の旅なのに戦争色が薄い点も特徴的である。
こちらも 「やりなおし世界文学」 の中の一冊。太宰治の名はもちろん知っているが自分が読んだことがある…
レビュアー:むさみか
大人になってからも社会見学は楽しい
今こそ行きたい大人の社会科見学100選 読んでみました 「大人が非日常な体験を楽…
レビュアー:爽風上々
色々な批判もあった大阪万博、それでも人気を集めたようですが、この本は万博というものを最初から解説しており、今の万博の何がおかしいのかもわかるようになっています。
現在開催中の大阪万博は、入場者だけは多数集めていますが、その何が問題なのか、この「万博の歴史」を読む…
レビュアー:yamamomo
三世代にわたる女性たちの、それぞれの繊細な感情のひだを切なく震わせ、ポリフォニイとして歌い上げるうつくしい短編だ。(中編か。)
読了。やはりよかった。 三世代にわたる女性たちの、それぞれの繊細な感情のひだを切なく震わせ、ポリフ…
レビュアー:日月
涙と笑いと、少しの謎解きがある書店エンタメ小説の傑作。でも私、店長苦手…。
『店長がバカすぎて』あらすじ 先輩書店員小柳さんの書くポップに感動して、武蔵野書店の契約社員に…
レビュアー:rodolfo1
巣鴨で流行らない探偵事務所を開いていた佳生は、ふとした事から常識外れの絶世の美男子絽爛と行き会い、彼の母親を探す仕事を引き受ける。しかし不思議な力を持つ絽爛に惹かれ始めた佳生の前にヤクザが立ち塞がる。
王谷晶作「探偵小説には向かない探偵」を読みました。 【第一話 横丁の探偵、巣鴨で変な男に出会う…
レビュアー:ソネアキラ
(旧来の)認識論ガラガラポンって
『知識の哲学』戸田山和久著を、斜めから読む。 頭になかなか入らない本は、頭を早送りにして、ひっ…
レビュアー:Roko
キッチン常夜灯で、身も心も癒されるつぐみさん
つぐみさんはレストランチェーン株式会社オオイヌの本社営業部に勤めています。この会社はワンマン社長の会…
レビュアー:DB
戦場で生まれた絆の話
前作に引き続きイシュトヴァーン軍と呼んでいいだろうモンゴールとユラニアの混成軍対クム大公タリオの軍の…
レビュアー:有沢翔治
高校生や学部生を対象とした本書は、『生物と無生物のあいだ』とは異なり、細胞の構造から生命科学の倫理までを扱う、本格的な概論テキストである。
レビュアー:ichi_kazsun
再現性があり、着実で、 誰でも始められる「王道資産運用」について解説した1冊。
・本書は、「世界株式の良質な投資信託に、 NISA・DCを活用し、長期投資をする」という王道資産運…
レビュアー:ichi_kazsun
あなただけのビジネスの成功モデルを見つけるきっかけを手に入れることができる1冊
・本書は、代表を務める会社にて、 「採用の力で、中小企業に活力を。社会に明るさを。」をビジョンに掲…
レビュアー:ぷるーと
現在にも通じる、詐欺師に群がる人々の狂騒曲。
上下巻合わせての書評です。 イギリスが莫大な富を蓄積し貧富の差が拡大し始めた時代は、大転換の時…
レビュアー:みんな本や雑誌が大好き!?
「前期・後期・末期」高齢者は「ちょっと本屋へ」「ちょっと町へ」「ちょっと仕事へ」と、忙しい?
このまえ、藤田雅史氏の『ちょっと本屋に行ってくる。2』(issuance・イシュアンス)、『…