絶対零度のテロル 天久鷹央の事件カルテ (実業之日本社文庫)【Kindle】
レビュアー:はなとゆめ+猫の本棚
熱帯夜での死人の死の原因が凍死。ここから、死人は日本破壊のテロリストに繋がる。ミステリーのパターンはありがち。
天才女医天久鷹央シリーズ作品。 9月の熱帯夜。公園で倒れていた死体が、鷹央の部下小鳥遊と研…
レビュアー:はなとゆめ+猫の本棚
熱帯夜での死人の死の原因が凍死。ここから、死人は日本破壊のテロリストに繋がる。ミステリーのパターンはありがち。
天才女医天久鷹央シリーズ作品。 9月の熱帯夜。公園で倒れていた死体が、鷹央の部下小鳥遊と研…
レビュアー:独醒書屋
万葉集を現代の若者言葉風に訳したら、こんなに斬新な詩になった。
『いとエモし。』 という本を以前紹介しました。それと同じで、古典文学を現代語に“超訳”するというコ…
レビュアー:ef
秘すれば花……見聞きすると呪われると言われる能の秘曲があった
本作は、今は消えてしまったと言う、能の秘曲、『金色姫』なるものがあったという設定のもとに繰り広げら…
レビュアー:hacker
原題はボストンの地名が使われている"The Black Bay Murders"です。この邦題と表紙の絵からお分かりかりかもしれませんが、白いペルシャ猫が重要な役割を演じるミステリーです。
日本では江戸川乱歩が絶賛した『エンジェル家の殺人』(1932年)が、おそらく最も有名なロジャー・スカ…
レビュアー:有沢翔治
期待に反して内容は通常のDNAの解説に終始。DNAが「生物と無生物のあいだ」を決定づける要因ではあるが、粘土や最初のアミノ酸といった生命誕生の考察を期待していた読者には物足りない結果となった。
レビュアー:マーブル
地球。それは人間を乗せて星空をゆく箱舟。
「プラトーンの次の言葉は立派だ。 人間について論ずる者は、高処から望むがごとく地上のことを見な…
レビュアー:ビシャカナ
普遍的な本質を捉えて読者を誘い、論理の先へと至る
星新一の作品を読み進めるうちに、その作風の幅広さを知ったつもりでいた。しかし最近になって気づくのは、…
レビュアー:いけぴん
無法地帯に咲く小さな小さな“善”と言う名の花
山本周五郎の作品群から、映画化された以下六編を収録。 「狂女の話」 映画作品『赤ひげ』(監督…
レビュアー:Jun Shino
ちょっとへんてこな設定、成り行き。ファンタジック風味もある小川洋子の国の短編集。
2006年の作品。「博士の愛した数式」の3年後、「猫を抱いて象と泳ぐ」「ことり」より前。表題作「海」…
レビュアー:DB
イスラーム誕生秘話の本
イスラムといえば今では世界三大宗教のひとつとして勢力を誇っている。 ウィーン生まれのジャーナリスト…
レビュアー:拾得
ゴミ箱やトイレから人間が見える。
日本の近代考古学は、モースによる大森貝塚の発掘から始まった、と日本史の授業で学ぶ。このときに、貝塚…
レビュアー:morimori
ネイルサロン月と星を営むネイリスト月島美佐が、新米ネイリスト大沢星絵を雇ったことから始まるお仕事小説。
ネイルサロンに行ったことのない私には、初めて知ることばかりのお仕事小説だった。マニュキアを塗っても…
レビュアー:うさぎひろみ
自分のスマホのブロバイタを知っていますか?それは安心出来る会社ですか?気をつけないといつの間にか事件に巻き込まれてしまいますよ。
電源切ってもかかってくる謎の着信。しかも笑った声で「おまえが殺した」とか囁かれる。背中がゾクゾクしま…
レビュアー:サワコウ
若書きの香りも清々しい、デビュー作から哲学的問題作まで。著者自選による13の短編集。
三島由紀夫のデビュー作『花ざかりの森』は1941(昭和16)年の作品で、新潮文庫による本短編集には三…
レビュアー:三毛ネコ
今号は阪神タイガース優勝完全保存版の特別号です。
今号は阪神タイガース優勝完全保存版の特別号である。 今シーズン、阪神の監督は藤川球児さんになっ…
レビュアー:ネコ
タイトルと著者から想像するに、野球小説かと思いきや、 とんでもない作品でした。
愛媛県伊予市で生まれた越智エリカの周りの人物、 母親ミチコ、娘、息子の生きざまが描かれる。 …
レビュアー:日月
親友や兄が離れてしまい、さびしい若だんなを慰めるため、あやかしたちが大活躍
いっちばん 栄吉と兄の松之助の不在でさびしくなった若だんなをなぐさめるため、鳴家はお菓子、屏風…
レビュアー:ソネアキラ
「われわれは光をパルスとして見ることはできないものの、量子は日常の世界にも姿を現している」
仕事本を読む合間(仕込み、発酵と呼んでいる)に、『量子コンピュータとは何か』ジョージ・ジョンソン著 …
レビュアー:Roko
根拠のない偏見を持つ人たちによって、傷つけられる人がいること
たけぞうさんのレビュー を読んで興味を持ち、この本を読みました。ご紹介ありがとうございます。 …
レビュアー:三太郎
「書斎の競馬」というちょっとニッチな雑誌に掲載された堀江敏幸の連載小説。
堀江敏幸が「熊の敷石」と同じ時期に書いた「いつか王子駅で」を読みました。 僕は東京の世田谷区に…